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高学年(7年生~9年生)のエポック授業

思春期にさしかかった子どもたちは、「この世界にある真実を認識したい」という欲求が芽生えてきます。
これまで自分はこう思うという主観性が強かった人たちが、他者はどう思っているのか実際はどうなのかという客観性も育ってきます。


そのような時期に彼らは自然科学と出会います。様々な分野(物理学・力学・天文学・気象学・骨格学など)を実験を通して学び、人間を含めた宇宙の法則に触れていきます。

 

因果関係の理解が深まるこの時期に、本格的に歴史を学び始めます。その時代を象徴するような人物を取り上げ、その生涯を教師が語り、時に寸劇をしながら彼らの人生に触れていきます。太古から脈々と続く生命の繋がり。その中の誰かが存在しなかったら、今とは違う世界になっていたかもしれない。歴史は遠い過去のことではなく、自分自身歴史の中にあって、まさに自分もまた歴史をつくっていることを感じる学びです。
 

日本から始まった地理の学びはさらに広がり、アジア・アフリカ・ヨーロッパ・アメリカへと進みます。地形や気候によって、人々の暮らしがどのように異なっているのかを調べる度に驚きをもって学んでいます。学年が進むと歴史との関連でもとらえていきます。
 

数の世界も広さと奥行きを広げます。幾何学は作図や糸かけを行いながら、数の世界の美を味わい、正負の数や方程式などの学びを通して数の世界の広がりを感じます。公式に当てはめて答えを導き出す前に、例えば円錐の体積は同じ底面積を持つ円柱の体積の1/3であることを、実際に粘土を使って作業することで体感する、というように手触りのあるものから抽象的なものへと進んでいきます。

アンカー 1
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​歴史の学び

アンカー 2

物理学

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​地理

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